2009年6月27日土曜日

シティバンク銀行に停止命令

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金融庁は26日、シティバンク銀行に対し、個人金融部門のすべての取り扱い商品の販売業務を7月15日から1カ月間停止(顧客が利用したい場合は除く)する一部業務停止命令を出した。
マネーロンダリング(資金洗浄)への対策など、業務の健全・適切な運営の観点から法令順守態勢や経営管理態勢などに問題があると判断した。金融庁は、態勢整備や経営責任の明確化などを命じる業務改善命令も出した。
一部業務停止命令では、個人金融部門におけるすべての取り扱い商品にかかわる広告、宣伝、勧誘を含む販売業務を停止させる。顧客の混乱を避けるために準備期間を設け、7月15日から1カ月間の停止とした。
業務改善面では、マネーロンダリングなどの疑わしい取引の届け出義務を果たすよう態勢の整備・強化や、経営陣を含む責任の所在の明確化、役職員の法令に対する理解・順守の徹底などを命じた。7月末までに業務改善計画を提出させ、9月末から3カ月ごとに実施・改善状況を報告させる。
シティは2004年にもプライベートバンキング部門で行政処分を受けており、今回は2度目。マネーロンダリングなどの疑わしい取引の扱いに関しては、04年にも業務改善命令の対象とされた経緯があり、金融庁幹部は「反社会勢力の口座を態勢的にチェックできなかったのは重大な問題」と指摘している。シティは疑わしい取引をデータベースを通じて検出する仕組みを利用しているが、入力されたデータが「極めて限定的」(金融庁)だったため、口座開設の事前審査や事後検証が形骸化していたという。

 

あらあら、大変な状態ですね。

ダメになる会社は、それ相応の原因があるということでしょうか。

2009年6月24日水曜日

日本の年金は現役時の34%、OECD加盟国ワースト2

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経済協力開発機構(OECD)は23日、加盟30か国の年金制度に関する報告書を発表した。その中で、日本については、現役時代の所得に対する公的年金の受給額の割合が加盟国の中で2番目に低いと指摘した。
さらに、65歳を超える高齢化世代の貧困層の割合が22%と、OECDの平均(13.3%)を大きく上回り、高齢者と現役世代との間に大きなギャップがあることが示された。
発表によると、現役時の所得に占める公的年金の受給額の割合は33.9%と、英国に次いで低かった。OECD諸国の平均は59%だった。
これに対し厚生労働省は、日本は無職の人も含めた「皆年金制度」のため、一定水準以上の収入がある人々を加入対象とする国と比べて順位が低くなる傾向があると分析している。

 

さすがは二極化の進む国、日本ですね。

弱者に厳しい世の中に、今後もどんどんなっていきそうです。

2009年6月20日土曜日

ベイオーナー激怒 緊急補強令

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セ・リーグで最下位に沈む横浜は19日、横浜市内の球団事務所で臨時株主総会を開いた。若林貴世志オーナー(66=TBSホールディングス取締役相談役)は低迷するチームの現状を佐々木邦昭球団社長(62)に厳しく追及。巻き返しに向けて緊急補強を厳命した。オーナーの“喝”が効いたのかチームはこの日、西武に逆転勝ち。連敗を6で止めたが、依然として前途は厳しい状況。このままなら今オフは、フロントの大粛清が断行される公算が高い。
若林オーナーの我慢も限界に達していた。臨時株主総会は取締役の人事異動報告が趣旨だった。しかし、同オーナーは同会の最後に厳しい口調で佐々木社長を詰問した。
「本当に2年連続の不振の原因はどこにあるのか。選手の問題なのか。監督、コーチングスタッフの問題なのか。フロントの問題なのか。じっくり考えてほしい」
総会終了後、報道陣に囲まれたオーナーの怒りはまだ収まらなかった。チームの現状について目を見開きながら「そりゃあ、不満に決まっているよ。原因ははっきりしているんだから。“補強しろ!”と言った。新外国人?すべて。いろいろ含んでそういう話をした」と怒気を含んだ口調で言い放った。球団トップから“つるし上げ”にされた佐々木社長は「厳しいお言葉がありました。それを肝に銘じてやるしかない。物事にはすべて原因がある。(低迷の)原因を考えてオーナーにお答えします」と神妙な面持ちで語った。
社会人・日産自動車で野球部長を務めた経験もある同社長は06年3月に球団社長に就任。経営部門だけではなく、編成部門も掌握して同年10月、日産自動車元監督の村上忠則氏(現チーム運営部門統括)を招へい。横浜開港150周年を迎えた今年のリーグ優勝を目標に“ツートップ体制”でチーム強化に取り組んできた。しかしチームは06年から6位、4位、6位。今季も大差の最下位に沈んでいる。佐々木社長は「今は得策ではないが、シーズンが終わったら当然考えられる」とフロントの刷新を口にしたうえで、来年3月で任期が切れる自身の去就には「私の責任?すべて当てはまる。結果がすべて。責任を痛切に感じているし、腹をくくってやっている」。外国人、新人ドラフトなど補強面での失敗を繰り返してきたフロントの責任は大きく、任期終了を待たずして解任される可能性も高い。
26日には親会社TBSの株主総会も行われる。株主から低迷する球団への突き上げも予想されるなか、若林オーナーが厳命した緊急補強は必然と言える。ただ、村上チーム運営部門統括は「外国人、トレードの両方だけど、ポイントは外国人」としながら「シーズン中だからバリバリの選手というのはね」と厳しい現状も吐露した。“横浜浮上”への道は険しい。
≪スタンドはガラガラ…≫成績の低迷に加えて、この日は降雨中止による代替試合。横浜スタジアムの観客は1万1727人で、午後6時の試合開始時のスタンドはガラガラ。今季ここまで横浜の1試合平均観客数は1万7601人で12球団で10番目。交流戦に限れば12球団最低の1試合平均1万4219人と落ち込んでいる。同1位の巨人は平均4万1176人。観客増のためには勝つしかないようだ。

 

ころころ監督を変えて、何とかなると思っていたのでしょうか?

フロントが原因に決まっているんですけどね。

遅すぎるでしょう。