2010年6月30日水曜日

国民共通番号 政府が導入案

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政府は29日、所得を把握しやすくするために国民一人一人に番号を割り振る共通番号制度に関する検討会(会長・菅直人首相)を開き、納税や社会保障給付への活用を目的とした番号制度の導入案4案を発表した。国民から意見を募集したうえで、年末までに導入方式を決め、来年の通常国会への関連法案の提出を目指す。
4案は、税務のみに使う「ドイツ型」▽税務と社会保障分野に活用する「米国型」(個人の健康状況などを把握する情報サービスを含むか否かで2方式に分かれる)▽税務と社会保障に加え、幅広い行政サービスにも利用する「スウェーデン型」。番号制導入で、税務面では正確な所得の把握と税の徴収が可能になり、民主党が公約に掲げる所得に応じた年金給付のインフラ(基盤)ともなる。
また、消費税増税で問題とされる低所得者ほど負担が重くなる「逆進性」の緩和に現金給付を行う際も、番号制が不可欠と指摘される。スウェーデン型なら転居申請なども地元自治体などで一括して行える。半面、番号制導入をめぐっては、個人情報流出やプライバシー侵害の懸念がある。
一方、政府の検討会は使用する番号については(1)基礎年金番号の活用(2)住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)の住民票コードの活用(3)新たな番号をつくる--の3案を提示した

 

これ以上、管理するのはやめてほしいんですけど…

国民よりも、公務員と政治家を管理しなさいよ(苦笑)

2010年6月25日金曜日

日本快勝、2大会ぶり決勝Tへ

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サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会第14日は24日、1次リーグ4試合があり、E組の日本はデンマークを3−1で降して2勝1敗(勝ち点6)とし、自国開催だった02年日韓大会以来、2大会ぶり2回目の決勝トーナメント進出を決めた。オランダ−カメルーンはオランダが勝ってE組1位となり、2位の日本は、29日午後4時(日本時間午後11時)の決勝トーナメント1回戦で、F組1位のパラグアイと対戦する。
日本は前半17分、ペナルティーエリア右角前の位置、ゴールまで30メートル超のFKから本田が直接、無回転で不規則に変化したボールをゴール左隅へ突き刺した。前半30分には、ゴール中央20メートルの位置で得たFKから遠藤が直接シュート。右隅に絶妙にコントロールされたボールがゴールに吸い込まれた。後半36分には、トマソンのPKをGK川島が止めるが、こぼれ球を押し込まれ1点を失った。しかし後半42分、岡崎がダメ押しのゴールを挙げた。

 

すごいですね。

点の取れない日本が3点もとれるなんてびっくりです。

絶望的と言われていましたが、期待がなくなると伸び伸びできたりするのかもしれませんね。

何にしても、日本人やマスコミの評価の乱高下が、最近の株価と一緒で行き過ぎていると思います。

冷静にとはいいませんが、もう少し節度を持ってもらいたいですね。

2010年6月22日火曜日

山口高1刺傷「横浜の事件見て」

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山口県立田布施農工高の1年女子生徒(15)が同級生に包丁で刺された事件で、傷害容疑などで逮捕された男子生徒(15)が「横浜市の女子高生が刃物で同級生を刺した事件のニュースを見て、騒ぎを起こそうと包丁を持ち出した。相手は誰でもよかった」などと供述していることが、県警への取材で分かった。
県警幹部によると、男子生徒は16日夜、母親に「看護師になるため別の高校に移りたい」と相談したが反対された。その直後、15日に起きた横浜市の私立女子高で起きた事件をテレビのニュースで知り、犯行に及んだ。「願いがかなわないことで、自暴自棄になった」などと供述しているという。
男子生徒は高校入学後、体調を崩して通院したことから看護師を志し、5月末から母親に相談。学校生活については、「成績が上位になり、同級生から頼りにされてプレッシャーを感じていた」とも供述しているという。また、刺した女子生徒に対しては「申し訳ないことをした」と話したという。
男子生徒は17日午前8時5分頃、教室で、女子生徒の背中など数か所を包丁(刃渡り約20センチ)で刺し、約2週間のけがを負わせたとして現行犯逮捕された。

 

やっぱりニュースで報道することで、事件の連鎖が起こっているのは現実だと思います。

情報化社会の負の側面が強くなってきている感がする今日この頃ですね。

でも、看護師になりたい人が他人を傷つけるとかワケが分からないんですけど・・・何なの?

看護師というより、夢や進路を持つことを強制されて、そのプレッシャーで決めただけのような気がしなくもないですね。

学校教育の問題点も含まれていそうです(苦笑)

2010年6月16日水曜日

病院で生活保護患者狙われる

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生活保護費を吸い上げる貧困ビジネスが横行する中、大阪市内の複数の不動産業者が救急病院に入り込み、生活困窮者の患者を管理物件に勧誘していることが15日、分かった。「新生活をサポートする」とうたい、生活保護の申請段階から介入。保護費から敷金や家賃を徴収し、空室を埋めるのが狙いとみられる。病院を舞台に「受給者の青田買い」が行われている形で、行政側も「囲い込みにつながりかねない」と動向を注視している。
■高齢者マンションの営業マン「紹介料、一人10万円」
「安心の福祉(生活保護)物件。家具もプレゼント!」「受給者専門。何でもご相談ください」…。救急搬送を受け入れている大阪市内の総合病院。患者の早期退院を支援する担当窓口には、不動産業者のチラシが次々と持ち込まれる。
市内の業者がほとんどで「保護申請の相談にも乗る」とアピール。病院から入居先への送迎▽手荷物の無料配送▽家具や寝具の準備-などサービス内容もほぼ一致している。
路上生活者や定住先を持たない「ネットカフェ難民」らが救急搬送された場合、病状が回復しても、ただちに退院させるわけにはいかない。このため、病院側も住宅探しをサポートする職員を配置しているが、患者と一緒に仲介業者を回るほど人員に余裕がない。
入院日数が長引くと収益が低くなる現行の診療報酬制度のもとでは、「スムーズに家を見つけてもらうため、業者のチラシを紹介することもある」(病院関係者)という。
こうした現状は多くの病院で共通しており、退院支援を担う20代の女性職員は「家探しの知識もないし、保証人がいない困窮者の物件を探すのは本当に難しい。業者が斡旋(あっせん)してくれるならありがたい」と本音を明かす。
最近は「高齢者向け賃貸住宅」の営業も増加。受給者で介護が必要な患者の紹介を病院に依頼し「食事サービスや訪問介護もある」と勧誘しているという。
堺市の総合病院に勤務する30代の男性職員は、高齢者向けマンションの営業マンから「患者一人につき10万円のリベートを払う」と持ちかけられたことがある。不審に思って断ったが「保護費に加えて介護費用も狙った新手の囲い込みではないか」と懸念する。
病院で勧誘を行っている仲介業者は「病院も患者さんも困っており、両方の役に立つ仕事。仲介手数料しかもらっておらず、貧困ビジネスのように思われるのは心外だ」と話す。
大阪市の担当者は「患者本人と事業主との契約であり、本人が納得していれば、問題にはできない」と慎重な立場。ただ、無理に物件を斡旋して保護費をピンハネしているような事実があれば「話は別」とし、実態把握に努める方針だ。

 

必要悪という感じがしなくもないですね。

問題はピンハネですが、最低限度の支給のはずの保護費からピンハネできる余地があること自体がおかしいわけで、もっと保護費を下げた方がいいのではないでしょうか。

そうすればピンハネもほどほどにならざるを得ませんし、利用する保護者の側も少しは考えるでしょう。

とりあえず年金よりも高いのはおかしいですよ。

2010年6月13日日曜日

米軍ゴルフボール 国は対策を

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神奈川県の在日米陸軍キャンプ座間ゴルフ場から相模原市の住宅街にゴルフボールが飛び出している問題で、加山俊夫市長は11日、北沢防衛相に面会、飛び出し防止のための抜本的な対策を取るよう要請した。
北沢防衛相は、「要請内容を米軍に伝え、改善策を米側と調整する」と答えた。
北沢防衛相に提出した要請書では、米軍による防球ネット増設後も、隣接する住宅地へのボール飛び込みが続いている現状を訴えたうえで、「抜本的な対策を講じるまでの間、レイアウトを変更するか、ゴルフ場を一時休止する」よう求めている。
加山市長は、ゴルフ場の図面や航空写真を持参、近隣の公園に飛び出す原因を詳しく説明し、「近隣住民が危険にさらされ続けている」と対策の必要性を強調した。
ボールの飛び出しは2008年、ゴルフ場のレイアウトが変わってから急増、小学校5年男児の顔に当たってけがをする事故が起きた。その後、米軍側が防球ネット増設や使用クラブ制限などの対策を取ったが、今年4月以降も8個のボールが確認され、住宅街へのボール飛び込みが続いている。

 

国防とゴルフなんて関係ないですもんね(苦笑)

しかもそこに税金が投入されていると思うと腹がたちます。

くだらない趣味は、さっさとやめてください。

2010年6月9日水曜日

店内清掃 改善効果は1億円

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わずか100円でワインが飲める低価格ファミレス・サイゼリヤが絶好調だ。首都圏を中心として次々と新店を出し、いまや店舗数は800店を超えた。今年8月期の連結最終損益では74億円の黒字を達成し、8年ぶりに過去最高益を更新する見込みだという。
ファミレス業界全体が不振にあえぐなか、一人勝ちを続けているサイゼリヤ。その理由は、徹底的に「生産性の向上」を追求したコスト競争力にある。
その鍵を握っているのが、昨年10月に発足した同社のエンジニアリング部だ。現社長の堀埜一成氏によって立ち上げられたこの部署は、全チェーン店舗のあらゆる業務の改善に取り組んでいる。
「チェーン店が作業改善を目指すうえで、見つめるべきはハードの仕組みなんです。ソフト(人材)の熟練を期待して、努力や根性でカバーするには限界がある。でも作業を根本から見直して発想を転換できれば、50%、80%という改善があるかもしれない」
と語るのは、エンジニアリング部課長の久保聡志氏。
入社試験でも論理的思考を問うというサイゼリヤの社員の大半は理系専攻。科学に裏づけされた発想力で、店内清掃や皿洗いといったレストランでは常識の業務も当然のように見直される。その作業がどうして必要なのか、どんな目的なのかを原理原則までさかのぼって考え直し、よりよい仕組みをつくるためだ。
その象徴的な例が、開店前のフロア清掃だ。店舗ごとの掃除時間の平均をデータ化してみると、掃除機をかける時間にもっともムダが多く、ムラがあるとわかった。そこで掃除機を廃して、通路の幅に合わせた最新式のモップを導入した。
「まず掃除の定義について考えました。サイゼリヤにおける掃除とは、フロアに落ちているゴミを最終的になくすことです。はじめから掃除機で吸い上げる理由などないのです」
フロアの規格ごとに最短の順路をマニュアル化すると、どのスタッフでも均一の手順で掃除がすむことがわかった。その結果、従来は開店前の1時間を費やしていた作業が半分の30分に短縮された。実に2倍もの生産性の向上に繋がったわけだ。
「全836店舗の人件費が30分×365日分削減すると、年間で大体1億円という試算になりました。自分たちの作業改善によるコスト削減は、売り上げとは無関係。仮に売り上げが下がったとしても、損益分岐点そのものが下げられれば、企業として利益が上がる体質になっていきます」
店舗のスタッフ数が少ないのも同チェーンの特徴だが、それも生産性向上の結果だ。フロアの仕事量を移動距離×時間で算出し、必要最低限の人数を配置する。トレーを使わず皿を手で運ぶのは、手ぶらの移動時間をつくらないため。忙しい時間帯は立ち止まらない。キッチンにガスレンジどころか包丁もないのは、スタッフの技能に頼らないためだ。こうした細かい積み重ねが、圧倒的なコスト競争力を生みだす。
「新しい仕組みをつくるときは、『この業務はなくせないか』『何かに置き換えられないか』を考えます。扱う品目と作業を減らしてシンプルにすることで、どの店舗でも、どのスタッフでも均一なサービスが提供できる。当社の基本姿勢は、製造業と同じなんですよ。『売る、儲ける、努力させる』ことから『売れる、儲かる、方法を変える』という仕組みづくりへの転換を目指しています。もはやチェーンストアでは常識ではないのでしょうか」

 

徹底した合理化ですか…すごいですね。

努力ではなく方法を変える発想は素晴らしいと思います。

2010年6月3日木曜日

米Google社内 Windows禁止に

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インターネット検索最大手の米グーグルは、中国からのサイバー攻撃を受け、米マイクロソフト製の基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」をめぐるセキュリティー上の懸念が強まったとして、社内利用を基本的に取りやめている。1日付の英紙フィナンシャル・タイムズが報じた。
グーグルは昨年12月、中国から高度なサイバー攻撃を受け、米中間の政治問題にも発展している。同紙が複数の同社社員の話として伝えたところによると、グーグルでは今年1月から、社内で使用するOSについて、ウィンドウズを基本的に禁止し、米アップルの「マックOS」や、無償公開型の「リナックス」に移行している。

 

googleがとなるとただごとではなさそうです。

個人ではwindows、企業ではその他を使う時代がくるかもしれませんね。