2011年4月28日木曜日

東電役員報酬「削減足りず」

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海江田万里経済産業相は28日の会見で、東京電力が示した役員報酬の一律減額について、「さらなるカットは当然」と述べた。監督官庁が役員報酬について触れるのは異例。この発言を受けた東電役員の対応が注目される。
「役員にも、いわゆる平取から社長会長までずいぶん差があるやに聞いている。その中で一律50%はカットの仕方が足りないと思っている」
東電は、会長、社長のほか、6人の副社長、9人の常務のほか、29人の執行役員、ほかに外部取締役や出向役員3人の49人体制。役員報酬を一律50%減額することで、約5億円を削減すると24日に発表した。
「かなりの高額報酬を手にしていると言われるという方が、さらなるカットは当然。行ってしかるべき」と、促した。
無報酬でもよいのではないかという質問には、「世論、今の国民感情などもお考えいただきたいということです」と、否定しなかった。

 

珍しくまともなことを言いましたね。

税金を入れるんですから、もっと口出しすべきですよ。

2011年4月18日月曜日

子供の職業体験 提供企業増加

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文部科学省の推奨もあり、子どもに職場体験をさせる環境が増えている。同省は「自己の理解を深め、職業の実像をつかみながら、望ましい勤労観、職業観を身に付ける」ために、子どもの職場体験は欠かせないカリキュラムだとしている。また職場体験を通じ、実際的な知識や技術を学ぶだけでなく、コミュニケーション能力の向上や、社会的なルールやマナーの体得もできるとの見解を示している。
子どもに楽しみながら手軽に職業体験させる有名な施設として「キッザニア」がある。「キッザニア」はメキシコで誕生した子供向けの職業体験型テーマパーク。
「キッザニア」では、テーマパーク内の企業パビリオンで仕事をすると、「キッゾ」と呼ばれる専用通貨がもらえる。専用通貨はテーマパーク内の買い物や習い事に使うことができるため、職業体験を通じながら「働いてお金を手に入れる」楽しさを味わうことができる。
完全入れ替え制で、第一部が午前9時~午後3時、第二部は午後4時~午後9時。3歳~15歳が子ども料金で、「キッザニア東京」の場合、平日第一部が3800円、第二部が3200円。休日の場合、第一部が4400円、第二部が3500円。一方、16歳以上は大人料金で、一律1900円。また、兵庫県の「キッザニア甲子園」は、料金が「キッザニア東京」よりそれぞれ100円安い。
また最近では、職場体験を顧客サービスに取り入れる企業もある。沖縄のホテル「オキナワ マリオット リゾート&スパ」では、別途2000円を支払えば、小学生の子どもが滞在中にホテルのフロント係を体験できる。また、「ロワジールホテル&スパタワー那覇」と「チサン リゾート那覇」でも、滞在中にホテルのフロント・ベル係を体験できる。1日4名限定で、こちらはプラン代に料金が含まれている。
これからは社会貢献活動の一環として、子どもの職場体験を受け入れる企業も増えていくのかもしれない。

 

一見いいことなんですけど、実際の仕事の厳しい面を見せることなく、エンターテイメント化・テーマパーク化した状態で仕事を見せるのだとしたらやめてほしいですね。

楽な仕事ではなく厳しく辛い仕事のほうがはるかに多いことを、子供のうちからきちんと伝えるべきだと思いますよ。

それでなくても、社会に出てから打ちひしがれたり引きこもったりの大人が増えているんですから。

2011年4月11日月曜日

三重県知事選 鈴木氏が当選

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第17回統一地方選前半戦は10日、12都道県知事選と4政令市長選、41道府県議選、15政令市議選が一斉に投開票された。三重県知事選では、元経済産業省課長補佐の鈴木英敬氏(36)=自民・みんなの党推薦、公明県本部支持=が岡田克也・民主党幹事長の地元で、前津市長の松田直久氏(56)=民主推薦=と旧津市議の岡野恵美氏(58)=共産推薦=を破って初当選した。鈴木氏は橋下徹・大阪府知事(41)を抜いて全国最年少知事となる。
三重県は野呂昭彦知事(64)が今期限りで引退し、無所属新人3人の争いとなった。投票率は55.69%(前回54.35%)。
鈴木氏は知事給与を全国最低にすると公約。職員や県議を含む県の人件費の2割削減を訴えた。また、民主党と連合三重の推薦を受けた松田氏を意識し「公務員などの労組の支援を受ければ、しがらみができる。自分にはしがらみがない」と主張して支持を広げた。当選を決めた鈴木氏は10日夜、津市内の選挙事務所で「三重県の政治の歴史的転換となる大勝利。この勝利は日本を変える大きな流れになる」と述べた。
松田氏は県議や津市長としての実績を強調したが、出馬表明が遅れて浸透し切れなかった。岡野氏も支持が広がらなかった

 

若手にはぜひ期待したいですね。

でも、元課長補佐となるとキャリア官僚ですか…

若いうちから庶民感覚とずれたおかしな人が多いので、あまり期待はできないかもしれませんね。

いい意味で予想を裏切ってほしいです。

2011年4月6日水曜日

高濃度汚染水の流出止まる

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福島第1原発事故で、東京電力は6日朝、2号機取水口付近のコンクリート製立て坑「ピット」の亀裂から海に直接流出していた高濃度の放射能汚染水を止めたと発表した。ピット下の砕石層に5日午後3時すぎから、水ガラス(止水剤)の注入を始め、延べ52人の作業員が徹夜で計8カ所に注入した結果、6日午前5時38分に流出停止を確認したという。
ピットからの流出は2日朝発見された。コンクリートでピットを埋めたり、ピット上流側の地下電源ケーブル管路入り口に「吸水ポリマー」やおがくず、新聞紙を投下したりしたが失敗。3番目の手段でようやく止まった。
東電は別の場所からの新たな流出に備え、取水口の柵に鉄板を取り付ける方法や、周辺に水中カーテン「シルトフェンス」を設置して拡散を防止することを検討している。
この汚染水は2号機原子炉からタービン建屋地下、海水配管用や電源ケーブル用のトンネルを経てピット付近の砕石層に流れたとみられている。2号機の汚染水は特に高濃度。同建屋地下の水を発電タービンの蒸気を水に戻す「復水器」に回収するため、復水器の水を別のタンクに移す作業が2日から続いている。

 

状況をよくするよりも悪くしないことで精一杯のようですね。

それにしても作業員の人たちには頭が下がります。

上の指示がしっかりしていれば最初から止水剤を使ったでしょうに、吸水性ポリマーはまだしもおがぐずなんて嫌になるわよね…

2011年4月5日火曜日

日本ユニセフの悪行について

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東日本大震災では善意の募金が世界中から多数寄せられた。だが、募金を巡るトラブルも発生した。そのひとつが日本ユニセフ協会(日ユニ)を巡るものだ。問題の発端は、日ユニが震災発生3日後(3月14日)にHP上で「1億円の緊急支援」を告知したことにある。その告知には、以下の「但し書き」があった。

〈必要な資金を上回るご協力をいただいた場合、ユニセフが実施する他国・地域での紛争・自然災害などによる緊急・復興支援に活用させていただくことがあります〉

募金が被災者に渡らないと気づいた募金者から、次のような声が上がるのは当然だった。

「俺の募金はアフリカに行ってしまうのか」
「これでは“ユ偽フ”じゃないか」

批判が殺到した日ユニは、24日にHP上で「東日本大震災の募金は、通常の募金とは別の口座で管理しています」と掲載し、「全額を被災者に渡す」と釈明した。

方針転換の理由を日ユニ広報室はこう説明する。

「ユニセフ(国連児童基金)は開発途上国の子供たちへの支援を目的としており、日本への支援は1964年で終了しました。しかし、震災後にユニセフが日本支援を決めたので、募金の全額をお渡しできるようになった」

当初から「大震災支援」を謳いながら、被災者に募金を渡すことを表明したのは10日後だったのである。

世界の子供たちへの支援が悪いわけではない。それが日ユニの目的である以上、日本の子供たちが対象とならないことにも問題はない。だが、被災者に届かないのであれば、「東日本大震災の緊急募金」などやるべきではない。10日間にわたって、被災者支援を口実に募金を掻き集めていたと見られても仕方ないだろう。

 

こんなことがあったようです。

汚いやり方よね。

悪意があったのかなかったのかにもよりますが、はたして実態は…

そしたらこんな記事もありました。

 

東日本大震災の募金を呼びかけた日本ユニセフ協会(日ユニ)は、同単体のHPで〈必要な資金を上回るご協力をいただいた場合、ユニセフが実施する他国・地域での紛争・自然災害などによる緊急・復興支援に活用させていただくことがあります〉と3月14日に発表した。

だが、これに対し、「俺の募金はアフリカに行ってしまうのか」などの批判がネット上で多数書き込まれ、その後同団体は募金は東日本大震災の被災者に充てられると発表した。
そもそも日ユニとはどんな団体なのか。「国連ユニセフの活動を支援することを目的とした財団法人」であり、ユニセフ本部直轄の駐日代表部は別に存在する。「ユニセフ」という名称を含むことから、ユニセフの「日本支部」と思われがちだが、国連機関ではない。しかし、多くの国民や篤志家、そして日ユニに寄託するボランティア団体でさえも「国連組織」と誤解し、日ユニもそれを周知させていない点に、今回の騒動の根がある。

国連の冠を掲げて募金を集める日ユニは「超金満団体」でもある。

日ユニはユニセフと協力協定を結んでいるが、協定には「集めた募金の最大25%までが運営経費として認められる」とある。

2009年度の収支計算書によると、事業活動収入は約190億円。うち90%以上が募金収入だ。支出はユニセフ本部への拠出金が約163億円(業務分担金約11億円を含む)。つまり、約27億円が日ユニの“粗利益”である。公益法人と認められているため、法人税はかからない。

では、その大金を何に使っているのか。内訳は募金活動事業費(約14億5000万円)、啓発宣伝事業費(約5億円)、管理費(約3億円)など。職員わずか36名の団体が募金を右から左に動かすだけで、30億円近い活動費を使うことには違和感もある。職員の給与は「地方公務員並み」(日ユニ広報室)というから人件費だけでは数億円だろう。

金満経営が槍玉に挙がったこともある。日ユニが2001年に東京・高輪に地上5階、地下1階、延べ床面積1100坪の本部ビル(ユニセフハウス)を建設した時、25億円の建設費用は日ユニの活動余剰金が充てられたが、「その金で何人の子供たちを助けられるのか」と批判が巻き起こった。

 

びっくりです。

どうやら悪意ありのようね(苦笑)

こんな組織、滅んだほうがいいわよ。

どうして財団法人や天下り法人なんかはこういった汚いところが多いのでしょうか…

この国は本当に腐ってますね。泣きたくなります。