2010年7月27日火曜日

刺殺・連れ去りの男 殺意否認

引用

2009年7月に千葉市の団地に住む洋服店従業員の女性=当時(61)=が刺殺され、次女(23)が連れ去られた事件で、殺人や逮捕監禁などの罪に問われた次女の元交際相手で無職仲田敬行被告(29)の裁判員裁判初公判が26日、千葉地裁(彦坂孝孔裁判長)であった。
仲田被告は「故意に傷つけ、殺したわけではない。牛刀を奪い合いもみ合っているうちに傷つけた」などと起訴内容を否認した。銃刀法違反と住居侵入の罪については認めた。
8月2日に検察側の論告求刑と弁護側の最終弁論が行われ、同6日に判決が言い渡される。判決までの公判、評議日程は計10日間の予定。裁判では仲田被告の殺意や監禁行為の有無などが争点になる。
検察側は冒頭陳述で「首の右側に4カ所以上切り傷があり、首を狙って一方的に女性を切りつけた。次女を連れ去る時、『お母さんを殺した』と話しており、殺意は明白」などと主張。同被告は逮捕当初、「女性が自分で首を切った」と供述しており、証言は信用できないとした。
一方、弁護側は「仲田被告は近くの住人に救急車を呼ぶよう頼んでおり、女性は助かると思っていた。女性と話したことはなく、殺す動機はない」などと指摘。逮捕監禁罪について「次女は逃げ出す機会が何度もあり、無理やり連れ去っていない」と無罪を主張した。

 

あのひどい事件がいよいよ判決ですか。

わけの分からない言い訳を繰り返して、反省の色が見られない被告には、極めて厳しい判決を期待したいですね。

そうでないと、殺された人は浮かばれません。