2012年1月24日火曜日

助成金不正 寄付「半ば強制」

引用

日本オリンピック委員会(JOC)の現職理事(65)がサッカーくじ(toto)を財源とする助成金を不適切と疑われる形で受領していた問題で、同じ助成金を受ける日本カーリング協会の前事務局長(66)が23日、東京都内で会見し、協会負担分を上回る額の寄付金を「協会幹部から要請され、応じた」と証言した。寄付総額は計670万円で、少なくとも2011年度分の助成金申請に際して、協会側から寄付を条件として提示されたとしている。
同日行われた日本スポーツ振興センター(NAASH)の調査にも、前事務局長は同様の説明をしたという。協会側はこれまでの調査で「寄付が前提の助成金申請ではなかった」などとし、制度を逸脱した助成金の環流を否定している。
問題の助成金事業は「マネジメント機能強化事業」。前事務局長は同協会の国際交流事業の専任者として、10年度と11年度分の助成金を受領。協会からNAASHへの申請額はいずれも上限の924万円だった。
前事務局長によると、自身が助成対象者に認定された後の10年6月に、協会幹部から「協会負担分(231万円)とは別途に200万円の寄付」を要請した。この条件を承諾しない場合は、申請の取り消しを示唆されたといい、10年度中に2度に分けて計440万円を寄付。11年度の申請でも「10年度並み」の寄付を条件提示され、昨年末に230万円を寄付したという。
前事務局長は「申請取り消しを示唆した条件提示は半ば強制と受け止められ、自分の判断による寄付ではなかった」と説明した。一方、日本カーリング協会の幹部は「(取材に)対応できない」と話した。

 

ひどいわね。

助成金の存在そのものを無くしてほしいわ。

こんなの詐欺よ、詐欺。