2012年2月19日日曜日

手術終了 陛下「ありがとう」

引用

天皇陛下の心臓バイパス手術は、18日午後3時前に無事終了した。医師団は、手術が予定通り順調に進み、術後の経過も順調であると発表した。
18日午後6時すぎ、東大の小野 稔教授は「手術としては、多分、これ以上のものはないという形での、素晴らしいバイパス手術ができた」と話した。
順天堂大の天野 篤教授は「陛下が術前にご希望されたご公務ないしは、日常の生活を取り戻されるという時点が、とりあえずというか、成功ということを話題にしていい時期だと思いますので、その日が来るのを、われわれも楽しみにして」などと語った。
医師団によると、バイパス手術は18日午前11時ごろ始まり、所要時間は4時間弱で、手術中の出血はほとんどなかったということだが、不整脈が出たため、バイパス手術に取りかかる前に処置をしたという。
手術後の様子については、心臓の状態も安定し、出血もないという。
皇后さまは手術後、長女の黒田清子さんと集中治療室を訪れ、「手術がうまくいってようございました」と声をかけられると、陛下は半ば目を開けながら、うなずいておられたという。
そして、皇后さまと黒田清子さんが、陛下の手をそれぞれさすると、陛下は「気持ちいい」と述べられたという。
東大の小野 稔教授は「皇后さまは、黒田清子さまとともに、陛下のもとにお見舞いに参りました。その中で皇后さまは、また黒田清子さまも、陛下のお手をさすりまして、陛下は気持ちいいというふうなお言葉を発しまして、わたしたちも思わず、にっこりとしてしまったと」と語った。
さらに、皇后さまが部屋を去る前、「あす、また参ります。お体をお大事に」と声をかけられると、陛下は「ありがとう」と応えられていたという。
陛下は19日、水を飲んで誤って気管に入らないか確認したうえで、昼食をとられるという。
また、20日の午前中まで集中治療室で過ごされ、その後、元の病室に戻り、リハビリを始められる見通しで、入院期間は2週間を予定しているという。

 

心配していたの。

無事に済んでほんとによかったわ。