2010年8月17日火曜日

自民大物に事務所閉鎖の動き

引用

自民党大物議員の間で、国会近くのビルなどに置く個人事務所を閉鎖する動きが出ている。7月に衆参両院の新議員会館がオープンし、旧会館に比べ事務所の広さが2・5倍になり手狭さが解消されたことや、野党転落で緊縮財政を強いられているのが要因。民主党は鳩山由紀夫前首相や小沢一郎前幹事長らが個人事務所を維持しており、明暗を分けている。
森喜朗元首相は7月に自民党本部近くの事務所を閉じた。福田康夫元首相も父・赳夫元首相時代から借り上げていた東京・虎ノ門の事務所を近く閉鎖する予定。町村信孝元官房長官も国会近くのオフィスビルの事務所を閉じた。
個人事務所は「外事務所」とも呼ばれ与野党とも実力者が構えてきた。森氏の場合、党内実力者が外事務所を訪ね相談を持ちかけるなど、政局の舞台にもなった。
旧会館の事務所は約40平方メートルしかなく、福田氏周辺は「海外からの来賓を迎える場所にしてはあまりに手狭で古く、失礼にあたる」と外事務所を構えた理由を説明する。新会館は約100平方メートルあり、それぞれに会議室もあることから費用のかかる外事務所を維持する理由が薄れた。自民党のベテラン秘書は「野党になって収入も減り、少しでも節約しないと厳しい」と述べ、台所事情も理由と打ち明けた。
一方、民主党内には閉鎖の動きはない。小沢氏は周辺に「今度から新会館の事務所を使おうかな」と漏らしたこともあったというが、依然として東京・赤坂などの事務所を拠点にしている。小沢氏に近い松木謙公衆院議員も小沢グループの会合を国会近くの自らの外事務所で頻繁に開いている。

 

まさに栄枯盛衰ですね。

長らく権力の座にありすぎましたから、よいことだと思います。

こうやって世間の厳しさを知れば、次に政権の舞台にたったときにはよりよい仕事ができるのではないでしょうか。