2009年11月23日月曜日

派遣村の元村民が炊き出し

引用

東京・日比谷公園の「年越し派遣村」で支援を受けた元村民らのボランティアチームが23日、「勤労に感謝できない日」と銘打ち、東京・芝公園で炊き出しを行った。ホームレスら約500人に豚汁やふかしイモなどを配布。主催した元村民の多くは現在も生活保護で暮らしており、「派遣村でお世話になった恩返しがしたい」との思いから、この日の炊き出しを企画した。
代表を務める元村民の男性(48)は、千葉県内の運送会社で契約社員としてトラック運転手をしていたが、約2年前に積み荷の下敷きになって右足を骨折。直後に解雇され、間もなくアパートも追い出された。ネットカフェなどを転々としていたが、今年1月2日にニュースで派遣村を知り、助けを求めた。
男性は派遣村のボランティアに同行してもらい、生活保護を申請。千葉県内にアパートを借りることもできた。足や腰などに痛みが残るため働くことはできないが、「同じように苦しんでいる人を助けたい」との思いから、元村民らとチームを作った。昼間は公園などを歩いてホームレスに話しかけ、働けない人に対して生活保護申請のアドバイスなどを行っている。
この日の炊き出しもボランティアチームで企画。企業の労働組合の協力を得て500人分の食事を用意したほか、11月30日に政府が試験的にスタートさせる「ワンストップサービス」の説明会も行った。
男性は「派遣村で多くの人に支えてもらい、何とか生活ができるようになった。困っている人の相談に乗り、少しでも手助けができれば」と話している。

 

以前助けられた人が今度は助ける立場になるなんて素敵な話ですね。

…と思ってよく見たら、就職が決まったわけではなくて生活保護ですか。。。

骨折して足や腰に痛みが残るといっても、障害が残るほどではないのなら、頑張って働いている人もたくさんいると思うのですが…

それに千葉のアパートに住んでいて、わざわざ東京に出てくるお金があるというのは納得がいきません。

税金で暮らしているわけですから、そんな交通費に余裕があるなんて疑問です。

生活保護者を増やすようなアドバイスもどうかと思いますし…それでは国が破綻します。

もちろん、国がもっとそういった人たちをフォローできる仕組みを作らないといけないわけですが…。

何だかいろいろと複雑な思いがする記事でした。