2010年4月28日水曜日

米の新聞部数 半年で9%減少

引用

2010年3月までの6カ月間の米国の新聞の発行部数は、多くの新聞で減少した。広告収入低迷の長期化や電子版との競争によって生じた業界の問題が深刻化している。
新聞・雑誌の実売部数を調査する第三者機関、米新聞雑誌部数公査機構(ABC)が26日発表したところによると、3月までの6カ月間の米国の日刊紙602紙の平日の平均発行部数は、前年同期から8.7%減少した。発行部数は昨年4~9月に11%減を記録していた。また昨年3月までの6カ月は7.1%減だった。
この数字は米国の多くの新聞を調査対象にして出したものだが、すべてを対象にしているわけではない。発行部数でトップ25に入る新聞のうち、約10紙の発行部数が10%以上減少した。
新聞の発行部数は数十年にわたって徐々に減少してきたが、ウェブ、スマートフォン、それにアップルの多機能端末「iPad(アイパッド)」などのデジタルメディアを使用する読者が増えてきたため、最近減少ペースが加速している。新聞社の中には発行部数を大幅に削減したり、一部の印刷をやめたり、電子版に移行したりしているところもある。

 

アメリカも大変ですね。

いつものことながら、日本も後追いすることでしょう。